義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
「証拠ならありますよ」
(この声は……!)
シーラの聞きなれた声が会場内に鳴り響いた。ハッとして声のする方を見ると、そこには礼服に身を包んだルギオンがいる。いつもの動きやすい格好とは違い、洗練された姿だ。
「騒ぎになるといけないので、来賓の方々には一時的に他の部屋で控えていただくようにしました」
ルギオンは王へそう言うと、金色の瞳をロゼリオへ向ける。ロゼリオはルギオンを見て大げさに驚いて見せた。
「おや、王弟殿下ではないですか。裏で随分と手荒い真似をしていると言う噂を聞いていますが、こんな大事な場にそんなあなたが来て大丈夫なんですか?それに証拠?どこにそんなものがあるっていうんですか」
ロゼリオは半笑いでルギオンをけしかける。だが、その挑発にはのらず、ルギオンは余裕そうな笑みを浮かべて口を開いた。
「別に俺が独断でやっていることなのでね。国に一切迷惑はかけていませんよ。そんなことより、俺が手荒な真似をしていると知っているならもっと緊張感を持った方がいいのでは?」
ルギオンの言葉に、ロゼリオは何を言っているんだと言わんばかりの顔で首を傾げる。
「俺はあなたがルリウス誘拐事件に関わっている証拠を集め終わっている。あなたが言うような手荒な真似でね。だからどんな些細なことでも、隠しきっていると思っていることでも、全て収集しつくしているんですよ」
ルギオンの金色の瞳がキラリと光る。それはもはや完全に獲物を捕らえた捕食者の瞳だった。
(この声は……!)
シーラの聞きなれた声が会場内に鳴り響いた。ハッとして声のする方を見ると、そこには礼服に身を包んだルギオンがいる。いつもの動きやすい格好とは違い、洗練された姿だ。
「騒ぎになるといけないので、来賓の方々には一時的に他の部屋で控えていただくようにしました」
ルギオンは王へそう言うと、金色の瞳をロゼリオへ向ける。ロゼリオはルギオンを見て大げさに驚いて見せた。
「おや、王弟殿下ではないですか。裏で随分と手荒い真似をしていると言う噂を聞いていますが、こんな大事な場にそんなあなたが来て大丈夫なんですか?それに証拠?どこにそんなものがあるっていうんですか」
ロゼリオは半笑いでルギオンをけしかける。だが、その挑発にはのらず、ルギオンは余裕そうな笑みを浮かべて口を開いた。
「別に俺が独断でやっていることなのでね。国に一切迷惑はかけていませんよ。そんなことより、俺が手荒な真似をしていると知っているならもっと緊張感を持った方がいいのでは?」
ルギオンの言葉に、ロゼリオは何を言っているんだと言わんばかりの顔で首を傾げる。
「俺はあなたがルリウス誘拐事件に関わっている証拠を集め終わっている。あなたが言うような手荒な真似でね。だからどんな些細なことでも、隠しきっていると思っていることでも、全て収集しつくしているんですよ」
ルギオンの金色の瞳がキラリと光る。それはもはや完全に獲物を捕らえた捕食者の瞳だった。