義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
ルギオンが視線を向けた先はシーラの真後ろだ。そして、後ろからニュッと顔を出し、シーラを包み込むようにしてリウスが後ろから抱き着く。
「ルリウス様!?」
ルリウスの顔は明らかにムッとして今にも拗ねてしまいそうだ。
「そんな子どもじみた態度だといつか呆れられてしまうぞ。それに、次期王太子妃殿下が着ているドレスの色はどう見てもお前の髪色じゃないか。それだけ愛されているんだからそんなに妬かなくてもいいだろうに」
腕を組み呆れた顔で言うルギオンの言葉に、王も王妃も視線を合わせてクスクスと笑う。そんなに子どもじみた表情をしているのだろうかとシーラがルリウスの顔を見ようとすると、ルリウスは顔を見られないようシーラの頭の上に顎を乗せる。
「あっ、ルリウス様ったら」
「だーめ。俺の今の顔は見せないよ」
ルリウスの顔を見たいシーラとルリウスの攻防戦に、また王と王妃は楽しそうに笑う。それを見てルギオンも微笑み、それからすぐに真面目な顔で王を見た。
「これでゲルダン国との和睦も進みそうですし、そろそろルリウスとシーラ嬢の正式な結婚式とお披露目を行なっていいのでは?」
「ルリウス様!?」
ルリウスの顔は明らかにムッとして今にも拗ねてしまいそうだ。
「そんな子どもじみた態度だといつか呆れられてしまうぞ。それに、次期王太子妃殿下が着ているドレスの色はどう見てもお前の髪色じゃないか。それだけ愛されているんだからそんなに妬かなくてもいいだろうに」
腕を組み呆れた顔で言うルギオンの言葉に、王も王妃も視線を合わせてクスクスと笑う。そんなに子どもじみた表情をしているのだろうかとシーラがルリウスの顔を見ようとすると、ルリウスは顔を見られないようシーラの頭の上に顎を乗せる。
「あっ、ルリウス様ったら」
「だーめ。俺の今の顔は見せないよ」
ルリウスの顔を見たいシーラとルリウスの攻防戦に、また王と王妃は楽しそうに笑う。それを見てルギオンも微笑み、それからすぐに真面目な顔で王を見た。
「これでゲルダン国との和睦も進みそうですし、そろそろルリウスとシーラ嬢の正式な結婚式とお披露目を行なっていいのでは?」