義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される

44二羽の小鳥

 シーラとルリウスの結婚式とお披露目をしてもいいのではないかというルギオンの言葉に、シーラは驚く。王と王妃は嬉しそうに目を合わせて頷き、それを見てルリウスは目を輝かせた。

「ついに結婚式を挙げる日がくるんだよシーラ!」

 シーラの両手を掴んで嬉しそうに言うルリウスだが、シーラは目をぱちくりさせる。

(え、ルリウス様との結婚式?)

 シーラはずっと王太子妃になるためにフォリア国で様々な勉強をしてきたが、それはまだ続くと思っていた。シーラが唖然としていると、ルリウスは小さく笑う。

「もしかして、まだまだ先のことだと思っていた?」
「えっ、あ、はい……!だって、私はまだ王太子妃になれる器ではありませんし……」
「そんなことない。シーラは今までずっと頑張って来ただろう。本当は、すでに王太子妃として問題ないと認められているんだ」
「……ええっ!?」

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