義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
*


 それから月日は流れ、ついに結婚式の日がやってきた。

「ああああシーラちゃん、とっても綺麗よ!どうしましょう、綺麗すぎて可愛すぎて胸がいっぱいだわ!」
「べルール、気持ちはわかるが落ち着きなさい。シーラもルリウスも困っているだろう」

 シーラのウエディングドレス姿を見た王妃が興奮していると、王が優しくたしなめるように王妃を落ち着かせる。そしてそんな二人を見て、シーラとルリウスは目を合わせて楽しそうに微笑んだ。

「この日を迎えられたのも、父上と母上のおかげです。本当にありがとうございます」
「この日を無事に迎えることができたのは、シーラの努力のたまものだ。そして、たくさんの人たちが支えてくれたからだ。私たちだけではない」

 優しい眼差しをルリウスに向けて言う王の言葉に、ルリウスは力強く頷く。

「シーラちゃん、本当におめでとう。これからもよろしくね」

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