義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
「クロウリア、この国に来てから色々なことを教えてくれて本当にありがとう。それに、使役の烏で私をどんな時でも見守ってくれることにも感謝しています。これからも、どうぞよろしくね」
「もったいなきお言葉。このクロウリア、ルリウス殿下とシーラ王太子妃殿下にこれからも忠誠を誓い、お二人を生涯支えていく所存です」

クロウリアは胸元へ手を添え、深々とお辞儀をする。

「心強いな。よろしく頼むよ」

 そんなクロウリアを見て、ルリウスは満足そうに頷いた。

「ルリウス殿下、シーラ王太子妃殿下」

 低く良い声がして振り向くと、そこには礼服姿のルギオンがいた。

「叔父上」
「ルギオン様!」
「この度はご結婚、誠におめでとうございます」

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