義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
10フォリア国
シーラたちを乗せた馬車は、空から少しずつ下降し城の入り口前に降り立った。
「さ、ここがこれからシーラが生きていく場所だ。行こう」
馬車の扉が開くとルリウスは降り、すぐにシーラへ手を差し出した。シーラはドキドキしながらもルリウスの手をそっと取り、馬車から降りる。
(すごい大きなお城……!)
シーラの目の前には、大きく美しいお城がそびえ立っている。フォリア国に来る前は小さな屋敷に閉じ込められていたようなものなので、実際に城を見ることなど初めてだ。小さい頃に姉の目を盗んでこっそり読んだ絵本でしか、城というものを知らない。
驚きのあまり目を丸くしているシーラを見てルリウスは優しく微笑み、シーラをエスコートしながら城の中へ入っていった。
「ルリウス!ああ!ルリウス!」
シーラとルリウスが城に入ると、バタバタと激しい足音がして一人の美しい年配の女性が走って来た。
ルリウスと同じ美しい青い髪色を靡かせてやって来た女性は、ルリウスの目の前まで来てルリウスの両腕を掴む。
「ルリウス!お帰りなさい!」
「ただいま戻りました、母上」
「さ、ここがこれからシーラが生きていく場所だ。行こう」
馬車の扉が開くとルリウスは降り、すぐにシーラへ手を差し出した。シーラはドキドキしながらもルリウスの手をそっと取り、馬車から降りる。
(すごい大きなお城……!)
シーラの目の前には、大きく美しいお城がそびえ立っている。フォリア国に来る前は小さな屋敷に閉じ込められていたようなものなので、実際に城を見ることなど初めてだ。小さい頃に姉の目を盗んでこっそり読んだ絵本でしか、城というものを知らない。
驚きのあまり目を丸くしているシーラを見てルリウスは優しく微笑み、シーラをエスコートしながら城の中へ入っていった。
「ルリウス!ああ!ルリウス!」
シーラとルリウスが城に入ると、バタバタと激しい足音がして一人の美しい年配の女性が走って来た。
ルリウスと同じ美しい青い髪色を靡かせてやって来た女性は、ルリウスの目の前まで来てルリウスの両腕を掴む。
「ルリウス!お帰りなさい!」
「ただいま戻りました、母上」