義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
*
応接間に移動すると、ルリウスはシーラを横に座らせ、向かいのソファにフィーヌを座らせた。シーラとルリウスの近くには、フルールとクロウリアが静かに立っている。
「それで?ずいぶんと王城内を騒がしく歩き回っていたようだけれど、俺に何の用かな?」
ルリウスは感情の籠らない瞳をフィーヌに向け、そう尋ねた。フィーヌはシーラを凝視していたが、ルリウスの言葉にハッとしてルリウスへ視線を向ける。
「ルリウス様が他国の人間に攫われて、無事に戻って来たかたと思ったらまたすぐにどこかに行ってしまわれたとお聞きして……本日王城に帰って来たとお父様から連絡があって、一目お顔を見ようと思ったのです。お元気そうでよかった。それで、……その人間は一体なんです?」
最初はキラキラと目を輝かせてルリウスの無事を喜んでいるようだったが、最後の言葉を告げると同時に表情は一変する。
さも憎々しいと言わんばかりの顔でシーラを見ているのだ。その視線にルーリウスは眉間に皺を寄せシーラの肩をそっと抱き寄せる。
「俺の大切な番をそんな目で見ないでくれるかな。不愉快だ」
「なっ……!そんな人間風情が、ルリウス様の番ですって!?何かの間違いでしょう!?信じられない」
「間違いじゃない。彼女は俺のたった一人の番だ。俺の番を侮辱するのは、たとえ君と言えど不敬に値するけど、いいのかな」
応接間に移動すると、ルリウスはシーラを横に座らせ、向かいのソファにフィーヌを座らせた。シーラとルリウスの近くには、フルールとクロウリアが静かに立っている。
「それで?ずいぶんと王城内を騒がしく歩き回っていたようだけれど、俺に何の用かな?」
ルリウスは感情の籠らない瞳をフィーヌに向け、そう尋ねた。フィーヌはシーラを凝視していたが、ルリウスの言葉にハッとしてルリウスへ視線を向ける。
「ルリウス様が他国の人間に攫われて、無事に戻って来たかたと思ったらまたすぐにどこかに行ってしまわれたとお聞きして……本日王城に帰って来たとお父様から連絡があって、一目お顔を見ようと思ったのです。お元気そうでよかった。それで、……その人間は一体なんです?」
最初はキラキラと目を輝かせてルリウスの無事を喜んでいるようだったが、最後の言葉を告げると同時に表情は一変する。
さも憎々しいと言わんばかりの顔でシーラを見ているのだ。その視線にルーリウスは眉間に皺を寄せシーラの肩をそっと抱き寄せる。
「俺の大切な番をそんな目で見ないでくれるかな。不愉快だ」
「なっ……!そんな人間風情が、ルリウス様の番ですって!?何かの間違いでしょう!?信じられない」
「間違いじゃない。彼女は俺のたった一人の番だ。俺の番を侮辱するのは、たとえ君と言えど不敬に値するけど、いいのかな」