一夜の運命。
爆音の音楽に合わせて隣の人と肩を組んで躍る。全然知らない人。

さっきから腰に手を当ててきて、後ろから妙に股間を押し付けられてる気がする。



ああ…。そうだよね、ここクラブだもん
ヤる相手を探してるよね…まぁいいか、こういうのも




男に連れられ、端っこで少しだけ休憩。
飲み物を買ってくるといい、待っていると

「ミア!大丈夫?楽しんでる?」

友人と一緒に踊っていたてっちん。仲良さげに肩組んでる。

「うん、今ちょっと休憩」
「さっきフロアのど真ん中でノリノリだったね!」
「ハメ外しちゃった」
「良いんだよ、今日くらい!」
「…うん」
「一緒にいる?疲れたよね」
「大丈夫。一緒にいる人が今飲み物を取りに行ってるから」
「…わかった。もし何かやばくなったら、あの扉から出てね。ロッカーと受付に繋がってるから』


今いる角の反対側、二つ扉がある。
さっき入ってきた時の扉は確か右側。
あそこが出口。


「わかった」というとてっちんは人の波に消えてった。

 
「お待たせ〜」
「ありがとう〜」

先程からずっと一緒にいる男からドリンクを受け取り、コップの半分以上を一気飲みした。


「良い飲みっぷりだね〜」
「あぁ〜、もっと踊りたい!」
「ああ、行こう」


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