一夜の運命。
薬のせいか
全身が熱くて汗が出始めた。

下腹部からゾクゾクする感じがして

あ…もしかしてデートドラックってやつ?


なんて冷静に分析してる自分がいる。


とにかく、逃げなきゃ!
頭の中で危険信号がなってる



「っいや、はな、してっ!」
「うっ!…このアマ…っ」

身をよじって男から距離を取る。
膝で股間を思いっきり蹴り上げると、股間を押さえながら跪く男。

明らかに殺意湧いた目つきだ、やばい!


背後にあった扉を開けて、目の前に現れた知らない人に抱きつくように助けを求める。



「っはぁはぁ、お願い、助けて!襲われる!」
「…」

「おい!ボスから離れろ!」と近くで怒鳴り声がする。
ボス…?

チラッと横に目線を向けると
高級そうな革製のソファに、テーブルには高そうなお酒が並んでいた。
先程怒鳴り声がした方を見ると、屈強な男性達が4,5人ほど。
腕にびっしりタトゥー。中には顔にまでタトゥーがある者もいたり、明らかに深い傷跡が腕や顔にある者も。

ああ、間違えた…
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