一夜の運命。
でも私が知ってる人は、目にかかるくらい長い前髪でくしゃくしゃにセットされた頭だ。

いたずらっ子な笑みを浮かべる大型犬みたいな人で

こんな殺気を感じる鋭い目つきじゃない…。



あぁ、ダメだ
視界がぼやけて頭がふわふわしてる

下腹部からくるゾクゾク感に溺れそう


快感が欲しいっ…


いまだに私を抱き寄せて支えてくれる目の前の男性の首に腕を回して

「んっ、はぁ…お願い」
「…っ」
「私を抱いて」


今以上にキツく抱き寄せられて、焦点が合わない視界の中
目の前に男性がいると分かる。
ちょっと動いたら口が触れる距離。
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