一夜の運命。
だめっ、ためらわないで…
今欲しいの


吸い付くようにキスをすると、私以上に激しいキスをされた。
熱のこもった手がゆっくりと下がり
優しく、でも少しの焦りを感じる加減でお尻を揉まれた。

首元に顔を埋められ、くすぐったいような気持ち良いようなゾクゾクする感覚。


「はぁ…っ、気持ちいぃ…」

思わず声が漏れる。

「っ!」

向き合ったまま抱っこされるように抱えられて、少し乱暴気味にソファにおろされた。



ふっかふかのソファに沈み込むように倒れると、男性がつけていたネクタイを外して私の手を縛った。

両手を頭上に上げられ、首や身体中にキスを落としながら、ショーツに触れられるのを感じる。





「…まだ止められるけど、いいのか…?」


ショーツ越しに硬いものを感じる。
まるで獲物を逃がさないとでも言いだけに、鋭い目線を向けられて…

この人も理性の限界がきてるんだ…



「っ…いいの、お願い」


そう言うと、彼は親指で私の唇を優しく撫でると、先程とは違う
丁寧で優しい口付けに変わった


私の熱なのか、彼の熱か

私の声なのか、彼の力む声か


静かなVIPルームに2人きり。

身体中にキスをされて、骨の髄まで食べられたと錯覚する程激しく…
でも、不思議と恐怖がなくて心地良い…






・
< 31 / 80 >

この作品をシェア

pagetop