一夜の運命。
コンコンっ…

「ミアー?30分近く入ってるけど大丈夫?」


受け入れ難い現実に思い悩んでいると、トイレの扉を叩いて安否確認をしてきたてっちん。


「あぁ、う、うん大丈夫!」


検査キットを急いで捨てて、何もなかったかのようにトイレから出た。

「なんか食べた物が当たったみたい」
「お昼の中華かな?私も辛いの食べるとお腹ゆるくなる」
「…うん、それかも」


良かった。ごまかせた。

最近気分が悪くなる事が増えて、生理も遅れてるしで不安要素がすでにあるから検査したら、案の定。

てっちんにはナイトクラブで起きた事は話してない。
元彼のせいで迷惑をかけてるし、プラスで余計な心配かけたくない。

一刻も早く住む場所を探さなきゃなぁ…
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