一夜の運命。
それ以降ほぼ毎日クラブに通ってるものの、その男性とは会えていないらしい。

てか、いい加減その絆創膏は捨てて欲しいかも



「捨てなよ、不潔」
「嫌だよ!これが唯一の手掛かりなんだよ?!クラブのセキュリティに聞いても知らないって言われたし…」
「私あなたが怖い」


使用済みの絆創膏ジップロックに保存してる人初めて見たよ。
しかも真空タイプ。

贅沢な無駄遣いだな。真空タイプ高いんだから



「はうっ…会えなくて苦しい…」胸を押さえながらテーブルに伏せるてっちん

その光景を前に「そうですか」なんて他人事を吐いて目の前のワインを一口呑んだ

「っ!!」

あっぶな!!飲めないんだった!!

口に入れたワインをゆっくり静かにグラスに吐き戻す。


私妊娠してたんだわ
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