一夜の運命。
すぐ横にあったUの字ポールに腰掛けて、差し出されたペットボトルに口付ける。


「大丈夫そう?」
「うん、ありがとう…。ちょっと、匂いにやられて…」
「そっか。俺の匂いは平気?」

なんて腕や手元を自分で嗅いで確かめるお兄さん。

「全然!むしろ、嫌な匂い付けてごめん…。服も…」
「まぁ、大丈夫だよ。仕事で予備の服あるから、今車まで取りに行ってもらってるから気にしないで」


そう言い、ゲロにやられた黒いワイシャツのボタンを外すお兄さん。

首元までタトゥーかるから、予想はしてたけど胴体もタトゥーでいっぱい。



「うわぁ…」
「…いい身体?」
「うん…へっ?!」
「ブッ…ハハ、ほんと面白いな」


くしゃっと笑うお兄さんにドキッとしてしまった。

また見惚れてしまったのがバレた…。
もぅ、穴があったら入りたい、、、



恥か死にそうになって悶えている所に、予備の服を取りに行ってたお兄さんの連れが帰ってきた。
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