一夜の運命。
「ボス、お待たせしました」
「ここでその呼び方やめろ」
「失礼しました」


連れ、、、というか上下関係の仲?

連れの男性は強面な顔つきしてるし、絶対やばい人な気がする。

なぜなら先程絡んできたアホ2人組は、この強面な男性を見るや否早々に退散したのだ。

でもこんな強面な人がボスって呼ぶくらいて事は、このお兄さんも相当やばい人なのだろう。


…全然そんな感じしないけど


ブーッ、ブーッ、

「あ、ごめんちょっと電話出るね」
「ああ、気にすんな」

私に背中を向けてシャツを着替えるお兄さんに頭を下げて、てっちんからの着信に応答する。



「もしもし、てっちん?聞こえる?」
『聞こえるよ!お待たせー!どこにいる?』
「えっとね…クラブの向かいにあるコンビニ前なんだけど、てっちんどこにいる?」
『私も近くにいるんだけど…へ、うそ、へ?!やばいやばいやばいやばいやばい!』
「へっ?!なにっ?!」
『キャー!!見つけたー!!』


耳がキーンとなるくらい叫ばれたと思ったら、電話口と重なるようにリアルなてっちんの声がした。
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