一夜の運命。
やれやれという表情を浮かべると
私にだけ聞こえるように「ミアの友達って感じがする」と囁いたヒロに、肘をみぞおちに食らわせた。

「うっ…ふふっ」
「面白いの?」
「ああ、ミアは面白い」
「もぅ、」


なんて次は優しく肩パンをする。



「先行ってるよ」と残りの荷物を手に部屋を出たヒロ。
てっちんと2人きりになると


「…私の事面白いんだって」 

そう呟くとてっちんは大きな二重の目をさらに見開いてびっくりしてた。


「ミアの良さを知ってるからだよ。やっぱ運命だね」


元彼に堅物と言われ、それが理由で浮気されたようなもんだったし
一時期はマジで凹んだけど

ありのままの私を好まない奴はクソ喰らえと思うようになったくらいにはマインドが変わった。

だから、ヒロに面白いって言われる度嬉しくなる。




「きゃー!!」なんて先程とは大違いでハイテンションなてっちんに
「またね」と抱きしめて、部屋を後にした。



来週職場でも顔を合わせるし、カフェも行くけど
やっぱり寂しいなぁ





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