一夜の運命。
心拍数急上昇。

息が上がって、うまく息を吸い込めなくて

ヒロの肩をグッと押すとゆっくり離れた。




視界いっぱいにヒロがいる。

私も熱いはずなのに
腰に回された手がより一層熱を感じて。


このままヒートアップしちゃう…。



っだめ…。

今度こそしっかり距離をとって立ち上がる。

ウイスキーのボトルとグラスが見えて、咄嗟に


「っ飲み過ぎなんじゃないの?」


下を向いて首に手を回すヒロ。
表情が見えなくて、ポツリと「…そうかもな」と呟いた。


な、にそれ…

自分でアクセルペタ踏みで距離を詰めたくせに
変なとこでブレーキかけて、、、


ずるいっ。



「っ…先寝るね、おやすみ」


ヒロの表情が見れないまま背を向けて2階に上がった。
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