ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
「東堂会長のスタイリストとして、生徒会の業務で大変なんじゃないですか。俺みたいな実験台の相手をしている暇なんて、二ノ宮さんにはないはずです」


「実験台って……!?」


実験台。


その単語が飛び出した瞬間、夏凜の心臓が凍りついた。


妃菜が吹き込んだのだと瞬時に察しがついたが、それ以上に、海斗が自分をそんな冷たい目で見下ろしているという事実に、頭の中が真っ白になった。


「ち、違うわよ! 実験台だなんて、ウチはそんなつもりでアンタを……!」


「もういいです」


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