ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
「そう。だからね、私の夢のファーストキスは――もう少し先のお楽しみ」


「……手厳しいな」


「当たり前でしょ! 世界一かっこいい彼氏になったんだから、シチュエーションも世界一完璧じゃないと許さないんだからね!」


「受けて立つよ。最高にロマンチックな場所、俺がプロデュースしてやる」


顔を見合わせ、二人は吹き出すように笑い合った。


繋いだ手の温もりを確かめ合いながら、二人は光射すランウェイのような道を、未来へ向かって一歩ずつ踏み出していく。


恋のプロデュースは、まだ始まったばかりだ。



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