ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜
西日が非常階段の金網越しに差し込み、海斗の引き締まった横顔を鮮やかな茜色に染め上げている。
立ち上げられたセンターパートの黒髪と、第二ボタンを開けた首筋のライン。その無防備な立ち姿の美しさに、夏凜の心臓が不意に小さく跳ねた。
「……待たせたわね」
夏凜は息を整え、わざとツンと澄ました表情を作って階段のステップをカツンと一段降りた。
海斗がゆっくりと振り返る。彼の瞳がまっすぐに夏凜を捉えた。
「夏凜。……呼び出すなんて、何かあったのか?」
立ち上げられたセンターパートの黒髪と、第二ボタンを開けた首筋のライン。その無防備な立ち姿の美しさに、夏凜の心臓が不意に小さく跳ねた。
「……待たせたわね」
夏凜は息を整え、わざとツンと澄ました表情を作って階段のステップをカツンと一段降りた。
海斗がゆっくりと振り返る。彼の瞳がまっすぐに夏凜を捉えた。
「夏凜。……呼び出すなんて、何かあったのか?」