妹に婚約者を奪われたので、冷酷公爵様のもとで自由に生きます~と思ったら、なぜか溺愛されています~
「さて最初の花は何にしようか? 君がまだ知らない花を贈るのも良いかもしれぬな」
本当に楽しそうだ。今にも鼻歌を歌いそうな感じである。
「できれば、花の名前を教えていただけますか? 実はそれほど詳しくないのです」
「分かった。花言葉なども添えよう」
「まあ! 花言葉ですか?」
意外とロマンチストなのだろうか、と思う。
アルベール様が私の手を取って、軽く握る。
「アリシア、花だけではない。好きな食べ物や景色、時間の過ごし方も君が知らないのであれば、一緒に探していけばいい」
それは、アルベール様と一緒であればきっと楽しい。
「ありがとうございます、アルベール様。私、好きなものをたくさん見つけたいです」
「そうしてくれ。好きなものが見つかったら、まずは私に教えてくれ」
「はい。約束します」
ふと気づいたのだが、私はアルベール様とこうして歩いている時間が、とても好きだと思った。
少し恥ずかしいが、好きなものが見つかったので、アルベール様に伝えることにする。
「あの……アルベール様と過ごす時間も、私の好きなものの一つになりそうです」
アルベール様は私の手を握ったまま、破顔した。
「それはうれしいな」
冷酷だと言われるアルベール様だが、とても素敵な笑顔だ。
欲張りな願いだが、この笑顔が見られるのは私だけがいいと思った。
明日、私のもとにはどんな花が届くのだろうか?
今から楽しみで仕方がない。
本当に楽しそうだ。今にも鼻歌を歌いそうな感じである。
「できれば、花の名前を教えていただけますか? 実はそれほど詳しくないのです」
「分かった。花言葉なども添えよう」
「まあ! 花言葉ですか?」
意外とロマンチストなのだろうか、と思う。
アルベール様が私の手を取って、軽く握る。
「アリシア、花だけではない。好きな食べ物や景色、時間の過ごし方も君が知らないのであれば、一緒に探していけばいい」
それは、アルベール様と一緒であればきっと楽しい。
「ありがとうございます、アルベール様。私、好きなものをたくさん見つけたいです」
「そうしてくれ。好きなものが見つかったら、まずは私に教えてくれ」
「はい。約束します」
ふと気づいたのだが、私はアルベール様とこうして歩いている時間が、とても好きだと思った。
少し恥ずかしいが、好きなものが見つかったので、アルベール様に伝えることにする。
「あの……アルベール様と過ごす時間も、私の好きなものの一つになりそうです」
アルベール様は私の手を握ったまま、破顔した。
「それはうれしいな」
冷酷だと言われるアルベール様だが、とても素敵な笑顔だ。
欲張りな願いだが、この笑顔が見られるのは私だけがいいと思った。
明日、私のもとにはどんな花が届くのだろうか?
今から楽しみで仕方がない。


