15歳、純愛。
「雪乃、ハンバーグやるよ」
「え、本当?あざーっす!」
「…たくさん食えよ」
「なになに珍しいじゃん。いつもは食いすぎってバカにしてくるくせにー」
きっとあの時。
私が落ち込んで何も食べれなくなって、痩せこけた姿なんてもう見たくないんだよね。
わかってるよ、太陽の優しさ。
ちゃんと感じてるよ。
「太陽くん、ありがとうね。雪乃の事どうかこれからもよろしくね。」
「…もちろんっす」
お母さんが改まって太陽にお礼を言いだして。
きっと色んな意味が込められているのはなんとなくわかったよ。
お母さんも、お父さんもどうにもできなかった私を
暗闇から連れ出してくれたのは、太陽だったから。
「太陽、この後光ちゃんのとこ行こう。」
「おう」
お母さんたちは、昨日行ったみたいだったから2人でお墓参りに行くことにした。