15歳、純愛。
「お前さ意外と影でモテてるから、気をつけろよ」
「…えぇ!?そうなの!?気を付けるってなにを」
「…その、あれだよ…ちゃんと見極めろってことだよ」
何言ってんだ、こいつ。
太陽の言っている意味は、よくわからなかったけど。
そんなにすぐには、光ちゃん以外のだれかを好きにはなれないよ…。
そんなの太陽が一番わかってると思うけど。
「そういやさ、夏の引退試合見に来いよ」
「ん、行くいく~!最初から行く気だったよ!」
「おぉ、そりゃどうも」
太陽は今年の夏に野球の引退試合を控えてて。
部活に全力をそそいだ3年間だったんだ。
「勝ったらなんでもしてあげるよ!」
「…へぇ、なんでもね。」
「あ、料理以外でお願いね?」
「こっちから頼まないから、大丈夫」
そうやってまた私のことばかにしてさ。
…ケーキでも買ってきてあげようかな。