15歳、純愛。
―――ミーンミンミンミーン
蒸し暑い7月。
太陽の引退試合当日。
私はお母さんと一緒に応援に来た。
もちろん太陽のお母さんも一緒に。
「太陽、頑張れー!」
スタンドから、精一杯の声で応援して。
盛り上がる会場の中、試合は0-0。
かなりの接戦が続いた。
そんな中、太陽の打席が回ってきて…
―――カキーン
”おおーーーー!!”
「…す、すごい!太陽ホームランだぁ!!」
太陽が見事なホームランを決めて。
試合は見事1-0で勝利。
その瞬間、太陽がこっちを向いて手を振って。
私も嬉しくて振り返した。