15歳、純愛。
それに…
「お前また来たのかよ」
太陽の存在も大きかった。
雪乃に気がある事なんて、ずっと前から知っていて。
そんなこと、雪乃はまったく気付いていないけど。
「会いたいよぉ、光ちゃん…」
泣かないで。
俺のベッドで枕を濡らしていて。
ちょっとやつれた雪乃の隣で、触れられない雪乃を抱きしめた。
「ごめんね、雪乃…」
どんなに強く抱きしめても、触れられやしない。
やるせなかった。
ちゃんとご飯食べて。
たくさん寝て。
勉強も頑張って。
高校生になったら、友達たくさん作って。
恋愛だって楽しんで欲しい。
「雪乃の幸せが俺の幸せだよ」
雪乃がどうか、どうか幸せになれますように。
雲の上から必死に神様に願うことしかできなかった。
【光side End】