15歳、純愛。
2 また会えたよ
「……の、雪乃~!!」
「…ん、たいよ…」
目が覚めると目の前に太陽がいた。
葬式を終えてさっきまで制服姿だった太陽は、ジャージ姿になっていて。
「…太陽、着替えたんだ。」
「なんだお前、寝ぼけてんのか?ったく、光がケーキ買ってきたから、早く下降りて来いよ~」
そう言って太陽は扉を開けたまま、階段を降りて行った。
ん、今“光がケーキ買ってきた”って言ったよね…?
わけのわからないまま、言われた通りに下に降りると。
「やっと起きたか~長いお昼寝だったこと。」
「………え?こ、光ちゃん…?」
死んでしまったはずの光ちゃんが、ケーキを箱から取り出していて。
どういうこと…?
本物?もしかして幽霊?