15歳、純愛。
そして光ちゃんの部屋でもよかったんだけど…
なんかそれじゃ、いけない気がしたの。
それに光ちゃんの匂いに、また泣いてしまうと思ったから。
だから太陽の部屋を借りることにしたんだ。
さっそく太陽の勉強机の椅子に腰かけて。
机にあった新品のノートが目に入ったから、勝手に使わせてもらうことにした。
「よし、まずは……」
あの日。
光ちゃんはいつも通りにバイトを終えて帰り道を歩いている時に、事故にあった。
信号無視をした車に、あの交差点で……。
あの交差点っていうのは、光ちゃん家から塾まで行く途中にある交差点。
最短ルートで行けばそこの道を通るのが普通なんだけど、遠回りすればいくらでも道はあるんだ。
「絶対に、あの交差点は歩かないようにしてもらわなきゃ。」
それと。
なるべく家にいてもらわないようにしないと。
私がそんなこと言っても、“バイトだから”って言って、行ってしまうのが目に見えてるんだけどね…
それをどうすれば……