15歳、純愛。
「私ね……実は3日後の未来から来たの。」
きっと真剣に言えば太陽だって分かってくれるはず。
数秒間じーっと太陽の顔を見ていたけど。
「……ははっはははっ、ついに頭おかしくなったのか?ははっ、何言ってんだか、意味わかんねぇ。」
真顔で驚いてると思ったら、お腹抱えて笑われてしまった。
そりゃあそうだよね、わかるよ。
無理もないよ、私が逆の立場だったらきっとそうなると思うんだ。
「……ねぇ、お願いだから信じて。全然ふざけてないの。」
それでも真剣な顔して、太陽にわかってもらうしか方法が思いつかない。
「アニメと漫画の見過ぎじゃねぇの?ふっ、思い出しただけで笑える。」
だめだ。全然わかってもらえない……。
「お願い……時間がないの!!!じゃないと光ちゃんが、光ちゃんが……っ」
思ったよりも笑われて馬鹿にされた私は、ついカッとなってしまった。
そこから感情があふれ出してしまって。
涙が自然と頬をつたった。
「…なに泣いてんだよ、光がなんだ?ちょっと待ってろ呼んでく…「だめ!!!!!」
部屋から出て行きそうだった太陽の腕を、強く引っ張って引き留めた。
ものすっごく驚いた顔して、首をかしげてる太陽は固まってる。
「…っ光ちゃんが……こう、ちゃ…っ」
また、涙が止まらない。
思い出しただけで、今すぐリビングにいる光ちゃんの元へ行きたかった。
でもそうじゃない。
私は光ちゃんの未来を変えなくちゃいけないの。
「…わかったから、一旦座れよ。」