15歳、純愛。
「………俺にいい考えがある。」
「嘘!なに?」
「お前、まじで嘘つき通せる自信あるか?…いや通してもらわないと困る。」
私はごくりと息を呑んだ。
私は嘘をつくのが苦手なんだ。
さっきも光ちゃんに嘘ついてすぐばれてしまったのだけど…。
光ちゃんのためだもん、私覚悟はできてるよ。
「うん、大丈夫。…で、なに?」
このあと太陽からその“いい考え”とやらを聞いて。
明日の朝、決行することになった。
とりあえず太陽と話ができて、明日からの事も決められた私は少しだけ、ほんの少しだけ気持ちが楽になった。