15歳、純愛。
―――トントン

「雪乃、先お風呂入っちゃいな。」

光ちゃんが私を呼びにきたみたい。

「あ、うん。わかった…」

ばれないようにしなきゃ。絶対光ちゃんを助けなきゃ。

そう思いながらお風呂に向かおうとしたとき。


「光、明日なんか予定あんの?」

「明日は大学の友達と遊ぶ約束してるけど。」

「へぇ…どこで?」

「駅前のショッピングモールで買い物だけど、なんで?」

「嫌、なんもねぇよ。…ちなみにその次の日は?」


私に代わって、明日からの予定を太陽が聞き出してくれたんだ。

それにしても…

さっきから太陽がいきなり聞くもんだから

光ちゃんちょっと怪しんでる気もするのだけれど。


「…明後日はゼミだから学校。太陽が俺に予定聞くとか初めてだよな、なに?」

まずい。

さすがに聞きすぎかも、太陽…

「あっ、あれだよね。今週の夜ごはんどうしようか太陽さっき悩んでたんだよ、光ちゃん!」

よしっ。

我ながらナイスフォローだと思うんだ、私。



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