15歳、純愛。
「そんな悩むことなの?まぁいいや。雪乃入っておいで~」
「はぁい。」
太陽はそのまま部屋に残って、私は光ちゃんと階段を降りた。
階段を先に降りる光ちゃんの背中。
今すぐに抱きつきたい所だけど、私は明日の朝に向けて少しだけ行動することに。
「……ケ、ケホンケホン、な、なんか風邪かな?ちょっとだけ頭も痛いような…」
洗面所に入る前に、私は立ち止まって。
ちらっと光ちゃんの方を向いた。
「ほらやっぱり、具合悪かったんだ。今日はもう寝たほうがいいかもね。」
「うん…で、でもシャワーだけさっと入ってくるね!!」
バンっと思い切り洗面所のドアを閉めて、私は息をふぅっと吐いた。
嘘がばれてしまうんじゃないか、冷や冷やしたよ。
でも結構ちゃんと心配してくれてたよね、光ちゃん。
光ちゃんはやっぱり優しいね。
ごめんね、嘘ついて。
でもね、これは必要な嘘だから。
許してね、光ちゃん。