15歳、純愛。
――ピピピ
“37.0℃”
よし、よしよし!!
思ったよりもカイロがすぐに温まらなくて、冷や冷やしたのだけれど。
逆によかったのかも。
「見せて。あぁ、ちょっと微熱だね。」
体温計を見た光ちゃんが言った。
「今日、光ちゃん出かけちゃうの?…一緒にいてほしいな。太陽も出かけちゃうみたいでひとりだと寂しいの。」
本当はね、太陽は出かける予定なんてないの。
光ちゃんにどうしてもここに残ってもらうために…
思い切って少しだけ甘えた声で、お願いしてみた。
すると朝ごはんのバナナとヨーグルトを持ってきた光ちゃんが、布団で包まる私の隣に座って。