15歳、純愛。
「風邪なんて噓でしょ?雪乃。」
「……わかってたの?光ちゃん…」
私の顔を真剣な顔してみているけれど。
ちょっと怒ってるのかな、光ちゃん…
「いつから…?」
「昨日の夜、なんかわざとらしい咳してたから変だなとは思ってたけど。」
まさか昨日からばれていたなんて。
やっぱり光ちゃんには隠し事はできないんだね。
…でもね、貴方を救うまではもう少しだけ、嘘をつかせてほしいの。
「なんでそんなウソついたの」
さっきよりも少しだけ柔らかい表情でそう言った光ちゃん。
きっと私が理由を言いやすいように、あんまり叱りすぎないようにしてくれてるんだよね。
光ちゃんの優しさが、胸に染みた。
「…冬休み、少しでも光ちゃんと一緒にいたかったから。」
こんな理由言ってる私って、小学生みたいだよね。
困らせてごめんね。
でもねこの理由も間違いではないんだ。
「いいよ、今日だけは許してあげる。その代わりイルミネーションいくの決まりね。」
にこっと微笑みながら、光ちゃんは私の頭をポンポンと触った。
「本当?やった~!!…あ、でも…」