15歳、純愛。

私もパジャマから、ニットとスカートに着替えた。

その上から、ベージュのコートを羽織って3人で家を出たのだけれど。

「雪乃何してんの」

駅まで歩く道の途中、光ちゃんになにかあったら危ないから周りをよーく見たり。




「横断歩道は手をあげて!ね、光ちゃん!」

まるで5歳児のようなことを言う私に、ふふっと笑ってる光ちゃん。




信号まちをしているだって、

「もう少し下がって!」

とか言う私の事、明らかにばかにしたように鼻で笑ってるんだ。

……でもいいの、笑われてもいいから

あなたのこと守らなきゃ意味がないの。




「…おい、挙動不審すぎるだろ。俺もいるんだから少しは任せとけよ。」

「だって、何かあってからじゃ遅いんだよ。」



駅に着いた途端、そう言ったのは太陽。

光ちゃんに聞こえないようにコソコソと2人で話していて。

確かに道を歩いてるときも、周りの人の目線が痛かったよ…

でもそんなの気にしていられないんだ。
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