15歳、純愛。
―――ガタンゴトン

電車に乗った私達は、丁度開いていた座席に腰掛けた。


「そういえば光ちゃん、なんでチケット持ってたの?しかも4枚も。」

「あぁ、大学の友達が行かなくなったから譲ってくれて。」

「そうだったんだ。…あとさ、今日断った友達は本当に大丈夫だった?」


断らせといてなんだけど、ちょっとだけ申し訳なくて。

隣にいる光ちゃんの顔を伺った。

そしたらね、にこっと笑って


「グループだったから、俺1人キャンセルしたとて全然平気。断らせといて気にしてるの?」

「……うんちょっと」

「少しは大人になったんだね、雪乃も」


何て言って許してくれた。

私ってそんなに子供っぽかったのな。


小学生の時に比べたら、背も伸びたし、髪だって伸ばして今は胸まであるロングヘア。

少しでも光ちゃんに近づきたくて、メイクだって研究中なんだよ。




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