15歳、純愛。
「あのね、光ちゃん…」
「ん?」
私は光ちゃんの腕の中で顔を埋めながら、話始めた。
「ずっと、ずっと一緒にいてね。私のそばから離れないで…お願いだから…」
私が言うと、少しだけ間が空いた。
その間光ちゃんは、私の頭をよしよしってなでてくれて。
「うん、ずっとそばにいるし離れたりもしないよ。本当にどしたの?」
「絶対だよ?約束破ったら……光ちゃんの部屋にあるお菓子全部勝手に食べちゃうからね…」
「なに、お菓子が欲しかったの?そんなのいくらでも買ってあげるのに。やっぱりまだまだ子供なんだね、雪乃は。」
「…もう子供じゃないもん」
本当はずっと、ずーっと光ちゃんの腕の中にいたかった。
それでもあっという間に時は過ぎて、観覧車もいつの間にか一周していた。
少しずつ光ちゃんの体から離れた私は、観覧車を降りた。