15歳、純愛。
今にも泣きそうな涙腺を抑えたけど、我慢できなくなりそうで。
「私ちょっとトイレ…」
トイレに行く途中、カフェからでてきた太陽とすれ違った。
すると太陽は、私の顔を見て一瞬で悟ったように顔を伺って。
「…雪乃どした?なんかあったか?」
「ううん…大丈夫、光ちゃんのところに行ってて…」
顔を完全に上げることはできないまま、私はトイレに駆け込んだ。
鏡をみながら必死に作り笑顔の練習をして。
パンパンっと自分の顔を手のひらで叩いた。
「泣かない、泣いちゃだめだよ雪乃」
そう自分に言い聞かせて、少ししてから2人の元に歩き始めた。
光ちゃんは抱きしめてくれたけど、それはきっと子供をあやすみたいにしてくれただけで。
私の事本当の妹みたいに、可愛がってくれただけなんだよね。
それでも私嬉しかったよ。
光ちゃん……ありがとう。