15歳、純愛。
―――その少しの間、私は夢を見た。

誰もいない白い壁が一面に広がっていて。

誰もいなければ、物だってなんにも置いていなくて。

『雪乃』

……光ちゃんの声だ。

「光ちゃん、どこにいるの?光ちゃん…」

『ここにいるよ、雪乃』

光ちゃんの声を頼りに辺りを見回すも、誰もいない。

もしかして、私現実の元の世界に戻ってしまったの…?




そんな……

そんなの嫌だ。

まだ光ちゃんのこと助けてあげられてないよ。

まだだよ…まだ……

「いや……嫌だ、いなくならないで…光ちゃん、光ちゃんっ…」


――――――――

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