15歳、純愛。
「…の、雪乃…?」
目が覚めるとそこには光ちゃんの姿が。
「……こう、ちゃん?…光ちゃんだ…よかった、よかった…っ」
「泣いてるけど…怖い夢でも見たの…?」
光ちゃんに言われて気が付いた。
頬を触ると少しだけ涙を流していたようだ。
本当に、今のが夢でよかった……
「そ、そうなの、ちょっと怖い夢みちゃって。」
涙をニットの袖で軽く拭って、作った笑顔で必死にごまかした。
光ちゃんは何も言わずに、心配そうに私の事を見ていたけれど。
電車を降りた私たちは、いつもの家路を歩いた。
その間ももちろん、行きと同じように光ちゃんの安全を守りながら…