15歳、純愛。
「雪乃、朝早くから化粧してどこ行くの?」
光ちゃんに聞かれた。
…どうしよう
光ちゃんの大学なんて言ったら、なんで?ってまた聞かれてしまうに決まっている。
なんて答えればいいのか必死に頭をフル回転させた。
「光の大学の近くのカフェ。…前から行きたいって言ってたもんな?雪乃」
「……え?あ、そうそう!!あそこのパンケーキずっと食べてみたかったの!」
ナイス太陽~!
持つべきものは太陽だ、都合いいけど…そう思った。
「あぁ、あの大学まで行く道の途中にあるとこ?」
「そうそう!そこ!!」
そこのカフェは光ちゃんの大学に行くとき、必ず通る道で。
よしよし、いい作戦だぞ~。
「最寄り駅一緒だから、光ちゃんと一緒に行きたい!」
この流れなら、一緒に行っても怪しまれないし。
そこのカフェはガラス張りになっているのを知ってるから、帰りに光ちゃんが通れば必ずわかるはずなんだ。
「いいけど、今日は研究所に変更になったから降りる駅は違うよ。」
え、えぇ……!
研究所ってなに?
今まで聞いたことのない言葉に私は動揺してしまい。