15歳、純愛。
「研究所ってどこにあんの?」
「大学のひとつ手前の駅」
「へぇ。初耳だわ」
太陽がさりげなく聞いてくれて。
よかった、そんなに遠い場所じゃなくて。
とりあえず行先は確認できたし、光ちゃんがでたら後を着けていくしかないよね。
朝ごはんを食べ終えた私達は、手分けして洗い物と食器を拭いたり、片付けを始めた。
「論文があるから、ちょっと部屋にこもるね。」
光ちゃんは自分の部屋に戻って、やることがあるみたい。
大学生って意外と暇なのかと思っていたけど。
光ちゃんはいつも忙しそうにしているんだ。