15歳、純愛。

でも一番大事なのは、明日だ。

「明日さ、バイト先までどうにかして光ちゃんについて行きたいところなんだけど…多分今日みたいにばれちゃうよね……」

「シンプルに迎えに行けばいんじゃねぇの?」

「…私も思ったよ?でもさ行くまでにあの交差点を渡るのが心配なの。」


そう、太陽の言うようにシンプルに迎えにいけばいいのだけれど。

あの交差点を渡る事自体が心配なんだ。

考えたけれど脳内に思いつくのは、光ちゃんがバイトに行く前にあの交差点で待ち伏せをして、偶然を装ってバイト先まで見送ってそのまま帰りをその辺で待つ…とか。

それか、バイト先が休業してくれないかな……なんて。

ありえないことも考えたけど。


「向こうのコンビニ行きたいから一緒に遠回りしようって言うとか。方法ならいくらでもあんだろ。」

「たしかに…そうだよね、太陽すごい!」

「雪乃が頭固いだけだろ。お前勉強はできんのに、こういうのは頭回らないんだなー」

「ちょっと!馬鹿にしてんの?」



そんな会話してる間に、注文した料理が運ばれてきて。

いただきますと手を合わせて食べ始めた。

確かに私は太陽の言うように勉強はできるほう。ただし、数学以外。

勉強ができる=頭の回転が早いと思われがちなんだけど、私はそうではないらしく。

自分でもわかってるよ。わかってるんだけどね…



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