15歳、純愛。
「そういえばさ、高校の説明会行ったんでしょ?どうだった?」
太陽は野球で推薦をもらってて。
だから試験とかも、野球の実技しかないからちょっと羨ましい限りなんだけど。
まぁでも、ずっと小さい頃から野球一筋で頑張ってきたもんね。
「言ってなかったけ、断った」
「……へ?」
ハンバーグを口に入れた瞬間、何を言っているのかわからなかった。
「え!?あんなに喜んでたのになんで…!?強豪校なんでしょ?え、どした?なんで?」
「気が変わったんだよ、別にいいだろ。他の所で推薦貰ったしそっちにした」
「他ってどこ?」
「…△高校」
「は!?私と一緒じゃん!!」
「お前まだ合格してないだろ」
たしかにそうだよ。
来年受験だから、まだ決まったわけじゃないけどさ。
なんで私と同じなの?
「そんなに私と一緒にいたいの?」
「ちげぇよ。コーチの教え方とかで決めたり…色々あんだよ。ほらこっちも食うんだろ?」
話ながら太陽は半分取っておいたピザを分けてくれて。
…びっくりして、なんだかお腹いっぱいだけど。
「あ、ありがと」
まぁ、太陽が決めたことだから
私がどうこう口を出すことじゃないかなって思って。
そのままピザを口に運んだ。
…こんなこと、未来の私は知らなかったよ。