15歳、純愛。
――ピンポーン

「もしかしたらおばさんかな」

光ちゃんは玄関に向かった。

私もそんな気がするから、一緒についてこう…


――ガチャ

「光くんごめんね、雪乃がずっと居座っちゃって~」

やっぱり、お母さんだ。

もしかして呼び戻しに来たの…?

いつもはそんなことしないのに!

私は光ちゃんの後ろに隠れた。


「いえ全然大丈夫ですよ、いつものことですから。」

「これ、お土産なんだけどみんなで食べてね」

「わざわざありがとうございます。」

そうだよ、いつものことだもん…

私は光ちゃんの背中から、ひょこっと顔を出して。


「…お母さん、今日も泊まっていい?なんなら明日も…」

「お母さん的にはいいけど、光くんの勉強の邪魔にならない?」


私はちらっと前にいる光ちゃんの顔を覗いた。


「俺は平気ですよ。おばさんがよければ」

「あら、本当に大丈夫?」

「全然平気ですよ。」

ってことで、あと2泊泊まる事が無事に確定して。


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