15歳、純愛。
「ふふっ、わかってるよ。俺が約束破ったことなんて今までにないでしょ?」
「…うん」
ないよ、ないけど……
「そんなに心配しなくても大丈夫だから。もう電気消すよ。」
「はぁい…おやすみなさい」
「おやすみ」
その後カチッと部屋の電気が消えて。
真っ暗になった部屋でも、光ちゃんのいる方向を向いてひたすらに願った。
心配しないでって言っても、心配は消えてくれない。
中々眠れずに、布団の中でもぞもぞと動いていると。
「…雪乃、眠れないの?」
「うん…」
返事をすると、布団の中に光ちゃんの手が入り込んで。
「繋いでよっか。」
「……ありがとう」
ベッドから手を伸ばした光ちゃんの大きい手のひら。
大きいけど、細長い指。
…安心する。
光ちゃん…好きだよ、大好きだよ。
私はそのまま手を握りしめたまま、目をつぶった。