15歳、純愛。
「早くー!!」
食べ終わったすぐに私は靴を履いて、玄関を勢いよく飛び出した。
「そんな慌てんなよ…お前のが危なっかしいわ…」
そろそろバイトの終わる時間。
少し余裕をもって太陽と歩き始めた。
「帰り道も、あの交差点に行かないようにしないと」
「そうだな」
とにかく早く…早く光ちゃんの元へ行きたい。
少し足早に足を動かした。
丁度8時45分頃、光ちゃんのバイト先にたどり着いた。
流石にドアの中には入ることができないから、外で待つことに。
「さようならー」
次々と塾から出てくる学生達が現れて。
そろそろ出てくるであろう光ちゃんの姿が待ち遠しかったの。
「もう終わるだろ」
そわそわ動く私を気にした太陽が言った。