15歳、純愛。
現在時刻は9時50分。
……私、光ちゃんの未来を救ったんだよね?
ってこと…だよね。
「光ちゃんっ!!」
「おおっと…どした急に?」
「…ありがとね、本当にありがとう…」
「お礼言われるようなこと、したっけ。」
「いいの!日頃のお礼!」
リビングに入った瞬間に、光ちゃんの体に抱きついた。
嬉しくて、嬉しくて…
この瞬間をどんなに待ち望んだのだろう。
私の前からいなくならないって、約束してくれたもんね。
光ちゃん、ありがとう。
「光ちゃん、太陽がカルボナーラ作ってくれたよ!あ、あとで数学教えてね!」
「覚えてるから、先にお風呂入っておいで」
「はーい。…あ、あと今日も光ちゃんの部屋で寝るからね!」
「うん、わかったよ」
私は幸せを噛みしめながら、洗面所向かって。
お風呂で光ちゃんと同じシャンプーをつけて、ホワイトムスクの香りになんだか安心した。
はぁ、本当に…奇跡が起きたんだね。