恋のエンドロールでキスをして【小説版】
そのまま、二人で窓辺の席に並んで座っておしゃべりをしていたら、外はオレンジ色の夕焼けがあっという間に星空へと変わっていた。
閉館が迫っているようで、蛍の光が流れ始める。
「そろそろ閉まるな」
「うん、あっという間だった。れ、怜って映画がほんとに好きなんだね」
「花もな」
たどたどしく名前を呼べば怜がふっと笑って、コンプレックスの小さな胸がとくんと鳴る。
「映画っていいよな」
「うん。大袈裟かもだけど、いろんな感情が湧き出てきて、生きてるーって思えるの」
「わかる。心が騒がしくなるって言うかさ、揺さぶられて、自分が自分じゃなくなる高揚感って言うかさ」
「だね」
あんなに初対面では嫌なヤツだと思っていたのに、怜と一緒に過ごす時間が楽しくて、もっと彼と話したいと思っている自分に驚いてしまう。
「……俺もいつか作りたい」
怜が窓辺から星空を見上げながら、ボソリと呟いた。
閉館が迫っているようで、蛍の光が流れ始める。
「そろそろ閉まるな」
「うん、あっという間だった。れ、怜って映画がほんとに好きなんだね」
「花もな」
たどたどしく名前を呼べば怜がふっと笑って、コンプレックスの小さな胸がとくんと鳴る。
「映画っていいよな」
「うん。大袈裟かもだけど、いろんな感情が湧き出てきて、生きてるーって思えるの」
「わかる。心が騒がしくなるって言うかさ、揺さぶられて、自分が自分じゃなくなる高揚感って言うかさ」
「だね」
あんなに初対面では嫌なヤツだと思っていたのに、怜と一緒に過ごす時間が楽しくて、もっと彼と話したいと思っている自分に驚いてしまう。
「……俺もいつか作りたい」
怜が窓辺から星空を見上げながら、ボソリと呟いた。