1年限定の小悪魔バディは、私を離してくれません。
「あ、あの……よ、よろしくお願いします……っ」


「ふーん。小動物みたいだねぇ。


ねえ、緊張しすぎて今にも泣きそうだけど大丈夫? 遥さん」




「えっ、あ、だいじょうぶ、です……!


あの、遥、でいいです、さんはいらなくて……っ」



「敬語はいらないよ。これから1年間、ずーっと一緒なんだからさ。よろしくね、俺の『可愛い』パートナーさん」




瑞希くんはそう言うと、私の耳元に顔を近づけ、悪戯が成功した子供のような笑みを浮かべた。


狙ってやっているのか、それとも天然なのか。




彼のまとう空気に触れただけで、私の平穏な日常がガラガラと音を立てて崩れていく予感がした。
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