1年限定の小悪魔バディは、私を離してくれません。
これから1年間、この見ず知らずの子たちと、この巨大な豪邸で一緒に暮らす。



それだけでも頭がおかしくなりそうなのに、私のパートナーは、あの私の調子を狂わせる天才の瑞希くんだ。




「よろしくね、遥」



安藤主宰の説明が終わり、部屋が少し解散ムードになった瞬間、瑞希くんがすぐ隣から顔を覗き込んできた。


「う、うん。東雲遥、として……足、引っ張らないように頑張るから……」




「がんばる、ねえ。



あ、そうだ。部屋割り、どうなってるか見に行こうよ。



もし一緒の部屋だったら、どうしようかな?」




「な、なに言ってるの……」


私が顔を真っ赤にして飛び退くと、瑞希くんは「あはは、冗談だよ。可愛い」と、満足そうに目を細めて笑った。
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